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医療ダイエットのオンライン診療がおすすめのクリニック12院を解説【2026年最新】

GLP-1ダイエットをオンラインで始めたいものの、クリニックの多さに迷っている方や、料金の安さだけで選んで後悔したくない方は多いはずです。

医療ダイエットのオンライン診療は2026年6月現在で12院以上が存在し、診察料・配送料・取り扱い薬剤・フォロー体制がクリニックごとに大きく異なります。

薬剤の適応外使用や副作用被害救済制度の対象外という重要な医学的事実を踏まえながら、安全かつコストパフォーマンスよく続けられるクリニック選びの判断材料をお届けします。

この記事でわかること
  • オンライン診療対応クリニック12院の料金・薬剤・フォロー体制の比較
  • リベルサス・マンジャロ・ウゴービなどGLP-1系薬剤の効果・副作用・承認区分の違い
  • 保険が適用されるBMI基準と合併症の条件
  • 適応外使用に伴う副作用被害救済制度の対象外リスクと安全管理のポイント
  • 失敗しないクリニック選びのチェックポイントと初回受診から薬の受け取りまでの流れ

医療ダイエットのオンライン診療おすすめクリニックを一覧で比較

医療ダイエットのオンライン診療クリニックを選ぶ際は、診察料・配送料・取り扱い薬剤の種類・副作用発生時のフォロー体制の4点が主な選択軸になります。

2026年6月時点で各公式サイトを調査し、12院の主要情報を下表にまとめました。

クリニック名診察料配送料主な取扱薬剤対面診療対応性別おすすめポイント
DMMオンラインクリニック0円550円リベルサス・マンジャロ・ウゴービ・オゼンピック・SGLT2阻害薬・漢方なし男女24時間対応・薬剤選択肢が最多水準
クリニックフォア1,650円550円〜1,100円GLP-1系・SGLT2阻害薬・漢方あり(全国10院以上)男女対面院でのフォロー可能
レバクリ0円550円リベルサス・マンジャロ・オゼンピック・漢方なし女性中心初回割引・医師相談回数無制限
eLife(イーライフ)0円0円GLP-1系中心なし男女送料・診察料がゼロ
イースト駅前クリニック0円500円〜リベルサス・マンジャロ・カナグルあり女性薬代のみで継続可能
デジタルクリニック0円公式サイト参照リベルサス・サクセンダ・漢方なし男女LINEサポート無料・サクセンダ定期プランあり
東京オンラインクリニック0円350円リベルサス中心なし男女内服薬送料が業界最安水準
スマルナ公式サイト参照公式サイト参照リベルサス中心なし女性女性向けオンライン診療特化
東京ミレニアルクリニック公式サイト参照公式サイト参照マンジャロ(高用量含む)公式サイト参照男女マンジャロ12.5mg・15mg高用量に対応
TODOKU CLINIC公式サイト参照公式サイト参照リベルサスなし男女リベルサス特化型のシンプルサービス
アステリアクリニック公式サイト参照公式サイト参照GLP-1系・医療マシンあり(札幌)男女GLP-1薬と医療マシン施術の組み合わせ可
ゴリラクリニック公式サイト参照公式サイト参照GLP-1系あり男性男性専門・対面とオンラインの切り替え可

配送料が0円と記載されているクリニックでは、診察料や薬代の設定に違いがある場合があります。

リベルサスなどの内服薬と、マンジャロ・オゼンピックなどの注射薬では配送方法が異なり、注射薬はクール便が必要なため受け取り場所が制限されるケースがあります。

各クリニックの詳細料金は下部の個別解説で確認できます。

おすすめオンライン診療クリニック12院の料金と特徴を詳しく解説

オンライン診療の医療ダイエットは、スマートフォンから診察を受けて薬が自宅に届く利便性が大きな魅力です。

一方で、医師が体組成や血圧を直接計測できないため、治療の安全性は患者自身の問診への正確な申告に依存します。

以下では、各クリニックの公式サイトを調査した内容をもとに、料金・特徴・利用上の注意点を解説します。

DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニックは、医療法人社団DMHが診療を行うオンライン診療プラットフォームです。

年末年始を除く24時間365日対応で、リベルサス・マンジャロ・オゼンピック・ウゴービのGLP-1系薬剤からSGLT2阻害薬・漢方薬まで幅広い薬剤ラインナップが特徴です。

国内のオンライン診療クリニックの中で取り扱い薬剤の選択肢が最多水準にある点は、体質や生活スタイルに合った薬剤を選びたい人にとっての強みといえます。

初診から再診まで診察料は一貫して0円です。

薬代と配送料550円のみで治療を継続できるため、長期利用時のトータルコストを見通しやすい料金体系です。

らくらく定期便を利用した場合は自動決済で定期配送が受けられ、6ヶ月定期を選ぶとリベルサス3mgで月7,920円という価格になります。

利用前に把握しておくべき点が2つあります。

1点目は適応の問題です。

リベルサスやオゼンピックは2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認された薬剤であり、肥満治療目的での処方は国内未承認の適応外使用です。

万が一重篤な副作用が生じた場合、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

2点目は配送の制限です。

マンジャロ・オゼンピックなどの注射薬はクール便での配送のため、受け取りは自宅または郵便局の営業所に限定されており、コンビニや宅配ロッカーでの受け取りは不可です。

最短当日到着のサービスは東京23区・大阪24区のみで、別途追加費用がかかります。

主要薬剤の料金(2026年6月時点・税込・配送料別途550円)

薬剤名分類月額最安(定期・まとめ買い)単月購入
リベルサス3mgGLP-1内服薬7,920円10,890円
リベルサス7mgGLP-1内服薬15,840円21,780円
リベルサス14mgGLP-1内服薬25,520円36,080円
マンジャロ2.5mg(4本)GIP/GLP-1注射薬10,500円(3セットまとめ買い/定期便12,000円)12,500円
マンジャロ5mg(4本)GIP/GLP-1注射薬20,800円(3セットまとめ買い/定期便22,300円)22,800円
オゼンピック2mg(1本)GLP-1注射薬23,833円(3本まとめ買い)24,200円
ウゴービ0.25mgGLP-1注射薬18,920円(定期便)19,800円
ダパグリフロジン5mgSGLT2阻害薬10,083円(6ヶ月定期)13,750円
防風通聖散漢方薬4,308円(6ヶ月定期)6,050円
メトホルミン250mg補助薬1,595円(6ヶ月定期)1,980円

オゼンピック2mgは1本あたりの使用期間が投与量によって異なります。

0.25mg/回で使用する場合は1本で約2ヶ月分(月換算約12,100円)、0.5mg/回では1本で約1ヶ月分(月24,200円)が目安です。

JAMA Internal Medicine 2024年の研究では、マンジャロ治療開始後3ヶ月時点で95%の確率で平均-5.9%の体重減少が報告されており、同期間のオゼンピック(-3.6%)と比較して高い減量効果が示されています。

ただし当データは海外の臨床試験に基づくものであり、個人差があります。

クリニック基本情報

項目内容
正式名称DMMオンラインクリニック
運営DMMオンラインクリニック(診療は医療法人社団DMHが実施)
対応時間24時間(年末年始除く)
診察方法ビデオ通話・WEB問診
診察料0円(初診・再診)
配送料550円(税込)
最短到着東京23区・大阪24区は最短当日(別途追加費用あり)
注射薬の受け取り自宅または郵便局営業所のみ(コンビニ・ロッカー不可)
保険適用なし(全て自由診療)
公式サイトhttps://clinic.dmm.com/

クリニックフォア

クリニックフォアは、医療法人社団エムズが運営する内科・皮膚科を中心とした医療クリニックグループです。

東京を中心に札幌・大宮・大阪・福岡まで全国18院を展開しており、オンライン診療と対面診療の両方で医療ダイエットに対応しています。

2020年4月から2026年4月までのグループ診療実績は900万件以上で、医療機関としての規模と実績が際立つ特徴です。

オンライン完結型の医療ダイエットクリニックが多いなか、クリニックフォアは必要に応じて対面院でのフォローを受けられる体制を持っています。

副作用が強く出た場合や用量の調整が必要な場合に最寄りの院で医師に直接相談できる点は、純粋なオンライン専業クリニックにはない安全上の強みといえます。

また、新橋院では当日のお薬受け取りが可能で、配送を待たずに治療を開始したい場合にも対応しています。

取り扱い薬剤の選択肢が広い点も特徴で、GLP-1受容体作動薬のリベルサス・オゼンピック・マンジャロに加え、SGLT2阻害薬・医療用漢方・セチリスタットまで対応しています。

2週間分のトライアルプランも用意されており、最安4,378円(税込・漢方)から試すことができます。

はじめての医療ダイエットで効果や副作用を確認しながら進めたい場合に適した選択肢です。

一方で注意点もあります。

初診時の診察料は1,650円(税込)が発生します。

注射薬(マンジャロ・オゼンピック)の配送はクール便のため、配送料が1,100円と内服薬の550円より割高になります。

リベルサスやオゼンピックは2型糖尿病の治療薬として承認された薬剤であり、肥満目的での処方は国内未承認の適応外使用です。

重篤な副作用が生じた際に国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる点は、利用前に確認しておく必要があります。

オンライン診療の薬剤別料金(2026年6月時点・税込・配送料別途)

プラン主な薬剤月額最安(定期)備考
進化版GLP-1注射マンジャロ2.5mg初月19,115円(1ヶ月定期・INJE8000適用時)*クール便1,100円別途
GLP-1注射オゼンピック2mg26,730円/本(3本まとめ)クール便1,100円別途
GLP-1内服リベルサス3mg4,527円〜(6ヵ月定期・RYBE3500適用時)送料550円別途
GLP-1+SGLT2複合マンジャロ+フォシーガ後発品36,835円(3ヶ月定期)クール便1,100円別途
GLP-1+SGLT2複合リベルサス+フォシーガ後発品22,814円(6ヶ月定期)送料550円別途
内服バランスSGLT2阻害薬+防風通聖散18,955円(6ヶ月定期)送料550円別途
糖質カットフォシーガ後発品14,964円(6ヶ月定期)送料550円別途
脂肪燃焼漢方防風通聖散4,026円(6ヶ月定期)送料550円別途
脂肪吸収抑制セチリスタット5,979円(6ヶ月定期)送料550円別途
トライアル(2週間)漢方(防風通聖散)4,378円トライアル単回
トライアル(2週間)フォシーガ後発品9,900円トライアル単回
※マンジャロ皮下注2.5mgアテオス1ヶ月定期に「INJE8000」を適用した場合の金額。2回目以降は通常価格。別途配送料1,100円。クーポンは1ユーザーあたり1回のみ利用可能。
※リベルサス錠3mg6ヶ月定期の月割金額に「RYBE3500」を適用した金額。2ヶ月目以降8,027円。別途配送料550円。クーポンは1ユーザーあたり1回のみ利用可能。

マンジャロは2.5mgから開始し、4週間後に5mgへ増量するのが一般的な流れです。

2.5mg→5mgの自動切り替え定期プランも用意されており、初月27,115円、2ヶ月目以降49,555円(いずれも定期1ヶ月ごと)となります。

長期継続を前提とした予算計画では、2ヶ月目以降のコストまで事前に確認することを推奨します。

クリニック基本情報

項目内容
正式名称クリニックフォア(CLINIC FOR)
運営医療法人社団エムズ
所在地(法人)埼玉県さいたま市大宮区大門町2丁目118番地大宮門街4階
院数全国18院(東京12院・大宮・溝の口・札幌・心斎橋・谷町四丁目・天神)
対面診療時間平日10:00〜21:00(院により異なる)・土日祝対応(院により異なる)
オンライン診療時間24時間予約受付(土日祝対応)
初診の診察料1,650円(税込)
再診の診察料0円(決済履歴がある場合)
配送料内服薬550円・注射薬1,100円(クール便)
当日お薬受け取り新橋院のみ対応
保険適用なし(全て自由診療)
公式サイトhttps://www.clinicfor.life/

レバクリ

レバクリは、レバレジーズ株式会社が運営するオンライン診療プラットフォームです。

診療は提携先医療機関(医療法人社団リフィルパートナーズ)が実施しています。

女性向けメディカルダイエットに特化したページを設け、リベルサス・マンジャロ・オゼンピックのGLP-1系薬剤と防風通聖散を取り扱っています。

対面院を持たないオンライン専業のサービスで、初診料・診察料は0円、診察から処方まで最短15分でまとまるスピード感が特徴です。

他のオンライン診療クリニックとの差別化点として注目できるのが、リベルサス3→7mg段階増量プランの設計です。

1ヶ月目は3mgを10日間服用したあとに7mgへ切り替え、副作用が出やすい治療開始初期に体を段階的に慣らしながら進める仕組みになっています。

多くのクリニックが最初から用量を固定して処方するなか、服用初期の消化器系副作用を軽減することを意識したプラン設計は、医療ダイエットが初めての人の継続に有利に働く可能性があります。

料金面では、マンジャロ2.5mgの定期配送が月27,000円(税込・配送料550円別途)で、DMMオンラインクリニックの同用量定期便12,000円(税込)と比較すると15,000円高くなります。

リベルサス3mgの6ヶ月定期では月7,700円(税込)と、国内オンライン診療クリニックの中でも最安水準に位置します。

初回限定サポートとして、マンジャロを含む全プランが5,000円オフ、リベルサス6ヶ月定期が2,500円オフになります。

内服薬(リベルサス等)はコンビニや郵便局でも受け取れますが、注射薬は自宅または郵便局の受け取りが基本となる点は事前に確認が必要です。

全薬剤が自由診療(保険適用外)であり、リベルサス・オゼンピック・マンジャロはいずれも2型糖尿病治療薬として承認された薬剤を肥満目的で使用する適応外使用です。

副作用被害救済制度の対象外となる点は他のオンライン診療クリニックと同様です。

薬剤別料金(2026年6月時点・税込・配送料550円別途)

薬剤名種類月額最安(定期)単月購入
マンジャロ2.5mg(4本)GIP/GLP-1注射薬27,000円(初回22,000円)32,450円
マンジャロ5mg(4本)GIP/GLP-1注射薬54,439円(1ヶ月定期)55,330円
マンジャロ7.5mg(4本)GIP/GLP-1注射薬74,460円(1ヶ月定期)75,350円
マンジャロ10mg(4本)GIP/GLP-1注射薬94,482円(1ヶ月定期)95,370円
オゼンピック2mg(1本)GLP-1注射薬24,328円/本(3本まとめ)24,750円/本
リベルサス3mg(30錠)GLP-1内服薬7,700円(6ヶ月定期)11,440円
リベルサス7mg(30錠)GLP-1内服薬15,239円(6ヶ月定期)22,330円
リベルサス14mg(30錠)GLP-1内服薬25,908円(6ヶ月定期)36,630円
リベルサス3→7mg移行プランGLP-1内服薬1ヶ月目14,190円/2ヶ月目以降16,691円
リベルサス3mg+防風通聖散GLP-1+漢方11,985円(6ヶ月定期)17,490円

オゼンピック2mgは1本で、0.25mg/回の場合は約2ヶ月分、0.5mg/回の場合は約1ヶ月分に相当します。

月あたりの実質コストは投与量によって異なります。

クリニック基本情報

項目内容
正式名称レバクリ
運営レバレジーズ株式会社(診療は医療法人社団リフィルパートナーズが実施)
診療形式オンライン診療のみ(対面院なし)
対応時間24時間(予約制)
診察料0円(初診・再診)
配送料550円(税込)
最短発送即日発送
薬の受け取り内服薬は自宅・コンビニ・郵便局可、注射薬はチルドゆうパック
対面診療なし
対応性別女性向け専用ページあり(男性は別ページで対応)
保険適用なし(全て自由診療)
公式サイトhttps://levcli.jp/

eLife(イーライフ)

eLife(イーライフ)は、elife.clinicが運営するオンライン診療専業のプラットフォームです。

診察料・配送料・定期便のキャンセル料がすべて0円という料金設計が最大の特徴で、支払いはお薬代のみで完結します。

他のオンライン診療クリニックで一般的にかかる550円〜1,100円の配送料が不要なため、長期継続時のトータルコストを抑えやすいサービスです。

診療時間は朝7時から23時30分まで年中無休で対応しており、早朝や深夜など診察時間の幅が広い点も働く世代に利用されやすい要因になっています。

eLifeが他のオンライン診療クリニックと異なる点として、音声通話(電話)のみでの診察に対応していることが挙げられます。

多くのオンライン診療はビデオ通話を前提とする設計ですが、eLifeでは顔を出さずに電話形式で医師と会話するだけで診察が完了します。

外出先や顔を見せることに抵抗がある場合でも受診しやすい設計です。

薬剤面では、マンジャロを12.5mgまで取り扱っており、高用量への対応が国内オンライン診療クリニックの中でも幅広い部類に入ります。

多くのクリニックでは最大10mgまでの対応にとどまるなか、医師の判断に基づき高用量が必要と判断された場合に選択肢が広がる点は、減量目標が大きい場合の継続に関わります。

ただし用量の変更は医師の診察結果によるものであり、希望通りに処方されるとは限りません。

注意点として、支払い方法はクレジットカードおよびデビットカードのみです。

まとめ買いパックを利用する場合に限り銀行振込も選択できますが、定期便の通常利用ではカード払いが必須です。

リベルサスやマンジャロは2型糖尿病治療薬として承認された薬剤を肥満目的で使用する適応外使用であり、重篤な副作用が生じた際に国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる点は他のクリニックと同様です。

薬剤別料金(2026年6月時点・税込・送料無料)

薬剤名月額(定期便通常)初回特別価格備考
リベルサス3mg(30錠)8,650円/月5,980円/月初回定期便のみ適用
マンジャロ2.5mg(4本)29,980円/月24,980円/月初回定期便のみ適用
マンジャロ12.5mg公式サイト参照高用量プラン
オゼンピック公式サイト参照公式サイトで最新料金を確認
サクセンダ公式サイト参照公式サイトで最新料金を確認
SGLT2阻害薬(フォシーガ等)公式サイト参照公式サイトで最新料金を確認

初回特別価格は定期便への初回申し込み時にのみ適用されます。

2回目以降は通常価格での継続となるため、月あたりのトータルコストを計算する際は2回目以降の料金を基準にすることを推奨します。

送料が0円であることを考慮しても、薬代の絶対額はDMMオンラインクリニックやレバクリと比較してやや高めに設定されているプランがあります。

クリニック基本情報

項目内容
正式名称eLife(イーライフ)
運営eLife株式会社(提携医療機関の医師が診察)
診療形式オンライン診療のみ(対面院なし)
診療時間7:00〜23:30(年中無休)
診察方法ビデオ通話または音声通話(電話)のみ選択可
診察料0円(初診・再診・相談)
配送料0円(全プラン送料無料)
キャンセル料0円
最短発送最短当日発送
支払方法クレジットカード・デビットカード(まとめ買いは銀行振込も可)
対面診療なし
保険適用なし(全て自由診療)
公式サイトhttps://elife.clinic/

イースト駅前クリニック

イースト駅前クリニックは、医療法人社団イースト会が運営する男性専門クリニックグループです。

ED治療・AGA治療と並んでメディカルダイエットを扱っており、全国42院(2026年6月時点)を展開しています。

全院が最寄り駅から徒歩3分以内に位置し、予約なしで来院できる対面診療と、全国どこからでも受診できるオンライン診療の両方に対応しています。

女性向けには別サイト(https://www.womens.eastcl.com/)でイースト駅前クリニック女性外来を運営しており、女性はオンライン診療または新宿院への来院で受診できます。

全国展開のクリニックグループであるため、転居や出張先での受診継続ができる点は他のオンライン専業クリニックにはない強みです。

全院でカルテ情報を共有しているため、引越し後でも同一の処方内容で治療を続けられます。

また、対面受診の場合は予約不要で当日来院が可能で、待ち時間は平均10分程度とされています。

急いで薬を受け取りたい場合や、配送を待たずに治療を始めたいケースで対面受診が選択肢になります。

料金面でも特徴があります。

リベルサス3mgの標準月額が6,600円(税込)で、各オンライン専業クリニックの定期便最安値より低い設定です。

マンジャロ2.5mg 4キット(1ヶ月分)は19,200円(税込)と、他のオンライン診療クリニックと比較して価格差のある設定になっています。

送料については、薬代が1万円以上の場合は無料となります。

1万円未満の場合のみ1,100円の送料が発生します。

処方については、BMI20以下の痩せ型・糖尿病治療中・膵炎の既往歴・重度の胃腸障害がある患者・65歳以上の方には処方できないケースがあります。

リベルサス・マンジャロは国内で2型糖尿病治療薬として承認された薬剤であり、肥満目的での使用は適応外です。

重篤な副作用が生じた場合、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

防風通聖散については、適切な用法・用量で使用した場合に限り救済制度の対象となります。

薬剤別料金(2026年6月時点・公式サイトより・税込)

薬剤名種類月額(標準価格)送料
リベルサス3mg(30錠)GLP-1内服薬6,600円1万円以上無料
リベルサス7mg(30錠)GLP-1内服薬15,180円1万円以上無料
リベルサス14mg(30錠)GLP-1内服薬28,050円1万円以上無料
マンジャロ2.5mg(4キット)GIP/GLP-1注射薬19,200円1万円以上無料
マンジャロ5mg(4キット)GIP/GLP-1注射薬37,800円1万円以上無料
マンジャロ7.5mg(4キット)GIP/GLP-1注射薬68,200円1万円以上無料
マンジャロ10mg(4キット)GIP/GLP-1注射薬97,600円1万円以上無料
ウゴービ0.25mgGLP-1注射薬19,200円1万円以上無料
ウゴービ0.5mgGLP-1注射薬37,800円1万円以上無料
ダパグリフロジン10mg(30錠)SGLT2阻害薬9,000円1万円以上無料
カナグル(30錠)SGLT2阻害薬15,840円1万円以上無料
防風通聖散(56包)漢方薬4,950円1万円未満は1,100円

薬代が1万円未満の場合の送料は1,100円です。

標準価格は定期便・まとめ買い割引非適用の価格です。

女性外来の料金はwomens.eastcl.comの公式サイトで別途ご確認ください。

クリニック基本情報

項目内容
正式名称イースト駅前クリニック
運営医療法人社団イースト会
グループ院数全国42院(提携院含む)
オンライン診療対応時間月〜金10:00〜21:30 / 土日祝10:00〜17:30
対面診療あり(全国多数院・予約不要)
診察料0円(薬の処方がない場合のみ3,300円)
送料1万円以上で無料 / 1万円未満は1,100円
女性対応イースト駅前クリニック女性外来(womens.eastcl.com)
保険適用なし(全て自由診療)
公式サイトhttps://www.eastcl.com/

デジタルクリニック

デジタルクリニックは、一般社団法人博愛会が運営するオンライン診療プラットフォームです。

2025年5月時点で約10万件のオンライン診療実績を持ち、医療ダイエットを中心に25科目以上に対応しています。

渋谷に対面診療が可能な実店舗を構えており、純粋なオンライン専業ではなく実体のある医療機関としての位置づけです。

診察は予約後にクリニックから電話がかかってくる形式で、ビデオ通話なしで受診できます。

取り扱い薬剤の幅広さが他クリニックとの大きな差別化点です。

GLP-1内服薬のリベルサス、GIP/GLP-1注射薬のマンジャロに加え、国内オンライン診療クリニックでは比較的珍しいサクセンダの定期プランも設けています。

サクセンダは1〜6ヶ月定期・まとめて購入の複数プランから選択でき、5本/月を6ヶ月定期で利用した場合は1本あたり14,566円(税込)まで下がります。

GLP-1系以外にも、脂肪吸収抑制剤のゼニカル・SGLT2阻害薬のルセフィ・2種類の医療用漢方(防風通聖散・防已黄耆湯)を扱っており、薬剤の選択肢は12クリニック中最多水準です。

副作用治療セットを追加処方できる仕組みも他クリニックには見られない特徴です。

吐き気止め(メトクロプラミド10錠)・便秘治療薬(酸化マグネシウム20錠)・低血糖対策のブドウ糖の3点を3,300円(税込)で処方してもらえます。

GLP-1系薬剤は開始初期に消化器系の副作用が出やすく、あらかじめ対症療法薬を手元に備えておく設計は治療中断リスクを下げる点で評価できます。

料金体系は定期期間が長いほど割引が大きくなる仕組みで、12ヶ月定期では通常の1ヶ月定期と比べて最大15%程度安くなります。

プランの変更や停止は期間の縛りなく公式LINEから手続き可能です。

初診料が1,650円かかる点は他の無料クリニックと異なります。

また、副作用や疑問が生じた際はLINEで24時間無料相談ができる体制があります。

主要薬剤の料金(2026年6月時点・税込・配送料別途)

薬剤名種類1ヶ月定期12ヶ月定期(月額)
リベルサス3mg(30錠)GLP-1内服薬9,350円/月7,948円/月
リベルサス7mg(30錠)GLP-1内服薬18,700円/月15,895円/月
マンジャロ2.5mg(4本)GIP/GLP-1注射薬27,500円/月23,375円/月
マンジャロ5mg(4本)GIP/GLP-1注射薬54,780円/月43,824円/月
サクセンダ1本/月GLP-1注射薬20,230円/月公式サイト参照
サクセンダ5本/月(6ヶ月定期)GLP-1注射薬14,566円/本
オゼンピック2mg(1本)GLP-1注射薬26,125円/月22,206円/月
ルセフィ2.5mg(30錠)SGLT2阻害薬17,765円/月15,100円/月
ゼニカル(21錠)脂肪吸収抑制剤9,630円/月8,186円/月
防風通聖散漢方薬6,400円/月5,440円/月
防已黄耆湯漢方薬6,400円/月5,440円/月
副作用治療セット吐き気止め+便秘薬+ブドウ糖3,300円(1回のみ)

配送料は通常550円(クール便は1,100円)。コンビニ後払い・代引きは手数料330円が追加されます。

クリニック基本情報

項目内容
正式名称デジタルクリニック(デジタルクリニックグループ)
運営一般社団法人博愛会(Hakuai-kai)
対面院渋谷院あり
診療時間24時間365日(予約制)
診察方法電話(クリニックから着電)
初診料1,650円
再診料0円
配送料550円(通常)・1,100円(クール便)
公式LINE相談無料・24時間いつでも可能
プラン変更縛りなし(LINEで変更・停止可能)
対面診療あり(渋谷院)
保険適用なし(全て自由診療)
公式サイトhttps://digital-clinic.life/

東京オンラインクリニック

東京オンラインクリニックは、池袋サンシャイン通り皮膚科が運営するオンライン診療サービスです。

AGA・ED・ピル・美容内服など複数の診療科目を扱うなか、医療ダイエット(GLP-1受容体作動薬など)のオンライン処方にも対応しています。

スマートフォンからカレンダーで日時を選んで予約し、LINEで問診票を入力したあと、ビデオ通話で診察を受ける流れが基本です。

診察料は初診・再診ともに0円で、処方されたお薬は最短即日で自宅へ配送されます。

内服薬の配送料が350円という点は、今回紹介する12クリニック中で最安水準です。

他のオンライン診療クリニックの内服薬送料が550円前後であることを考えると、長期継続時の差額は無視できない金額になります。

たとえば毎月1回の配送を12ヶ月続けた場合、350円と550円の差は年間2,400円になります。

毎月の薬代に集中して予算を立てたい場合、送料の低さは選択の根拠になります。

定期配送を選択すると通常価格から20%の割引が適用されます。

取り扱い薬剤はリベルサス・オゼンピック・マンジャロ・SGLT2阻害薬・医療用漢方を含み、幅広い選択肢から医師の判断で処方を受けられます。

オゼンピックは3本まとめて67,500円(税込・1本あたり22,500円)からの料金設定で、複数本まとめての購入に対応しています。

リベルサスは定期便プランに応じた価格設定があり、詳細は公式サイトで確認が必要です(公式サイトがrobots.txtで外部アクセスを制限しているため、本稿では確認できた範囲のみ記載しています)。

薬剤の適応外使用・副作用被害救済制度の対象外という点は他のクリニックと共通です。

リベルサス・オゼンピック・マンジャロは国内では2型糖尿病治療薬として承認された薬剤であり、肥満目的での処方は適応外となります。

皮膚科運営のクリニックである点からも、GLP-1系薬剤の専門的なサポート体制については受診前に確認することをお勧めします。

料金・サービス概要(2026年6月時点・公式サイト確認可能な範囲)

項目内容
診察料0円(初診・再診)
内服薬配送料350円(業界最安水準)
注射薬配送料公式サイト参照
定期配送割引20%OFF
オゼンピック2mg(3本)67,500円(税込)
リベルサス各用量定期便プランあり(公式サイト参照)
マンジャロ対応あり(公式サイト参照)

クリニック基本情報

項目内容
正式名称東京オンラインクリニック
運営池袋サンシャイン通り皮膚科
診療形式オンライン診療中心(対面院は池袋)
診察方法ビデオ通話(スマホ・PC)
診察料0円(初診・再診)
内服薬配送料350円
最短発送即日
対面診療あり(池袋サンシャイン通り皮膚科)
対応診療科目医療ダイエット・AGA・ED・ピル・美容内服
保険適用なし(全て自由診療)
公式サイトhttps://tokyo-online-clinic.com/

スマルナ

スマルナは、株式会社ネクイノが運営する女性向けオンライン診療プラットフォームです。

ピル処方サービスで広く認知されており、アフターピル・低用量ピル・AGAなど複数の診療科目を扱うなかで、メディカルダイエット外来も提供しています。

診察は提携医療機関の医師が行う設計で、リベルサス・オゼンピック・ウゴービ・マンジャロ・ゼップバウンド・防風通聖散と、取り扱い薬剤の幅が今回紹介する12クリニック中でも最多水準です。

診察料は0円で、配送料は1回550円(税込)、お薬代のみのシンプルな料金体系です。

スマルナが他クリニックと異なる点の一つが、ウゴービとゼップバウンドの取り扱いです。

リベルサス・マンジャロ・オゼンピックは2型糖尿病治療薬としての承認のみで、肥満目的での処方は国内未承認です。

一方、ウゴービ(成分はリベルサス・オゼンピックと同じセマグルチド)とゼップバウンド(成分はマンジャロと同じチルゼパチド)は、日本国内で肥満症治療薬として承認を取得した薬剤です。

肥満症治療薬として正式に承認された薬剤を処方してほしい場合、スマルナは上記の条件を満たすクリニックの一つになります。

ピル処方を長年提供してきたプラットフォームであるため、ピルとメディカルダイエット薬の薬物相互作用への配慮が公式サイトに明示されている点も独自の特徴です。

マンジャロまたはゼップバウンドと低用量ピル・中用量ピルを併用した場合、相互作用によりピルの血中濃度が低下して避妊効果が低下する可能性があることが、スマルナの公式ページに記載されています。

ピルを服用中の場合は、医師に必ず服用状況を申告したうえで処方を判断してもらう必要があります。

また、治療開始時の吐き気に備えてドンペリドン錠10mg(吐き気止め)を追加処方できます。

GLP-1系薬剤の開始初期は消化器症状が出やすい時期であり、事前に対症療法薬を手元に用意できる設計はデジタルクリニックと同様に有用です。

支払い方法はクレジットカードに加えてatone翌月払い・後払いにも対応しており、クレジットカードを持っていない場合でも利用できる点は選択肢の広さとして機能します。

主要薬剤の料金(2026年6月時点・公式サイトより・税込・配送料550円別途)

薬剤名種類定期1ヶ月ずつ定期6ヶ月ずつ単発
リベルサス3mg(30錠)GLP-1内服薬8,580円/月7,920円/月10,890円
リベルサス7mg(30錠)GLP-1内服薬16,280円/月15,840円/月21,780円
リベルサス14mg(30錠)GLP-1内服薬26,070円/月25,520円/月36,080円
リベルサス3→7mg移行セットGLP-1内服薬初月13,640円 / 2ヶ月目以降16,280円
マンジャロ2.5mg(4本)GIP/GLP-1注射薬22,000円/月31,900円
マンジャロ5mg(4本)GIP/GLP-1注射薬53,900円/月54,780円
オゼンピック2mg(1本)GLP-1注射薬24,200円/本
ウゴービ0.25mgGLP-1注射薬(肥満症承認薬)18,920円/月19,800円
ウゴービ0.5mgGLP-1注射薬(肥満症承認薬)36,520円/月37,400円
ゼップバウンド2.5mgGIP/GLP-1注射薬(肥満症承認薬)35,530円/月36,410円
防風通聖散漢方薬4,400円/月4,308円/月6,050円
リベルサス3mg+防風通聖散セットGLP-1+漢方12,980円/月12,210円/月16,940円

マンジャロのまとめ買いは3セット(3ヶ月分)で30,800円/月まで下がります。

クリニック基本情報

項目内容
正式名称スマルナ
運営株式会社ネクイノ(診察は提携医療機関の医師が実施)
提携医療機関スマルナクリニック(大阪市北区天神橋)
診療形式オンライン診療(ビデオ通話・テキスト診察)
診察料0円
配送料550円(税込)1回ごと
対応性別主に女性(18歳以上)
吐き気止め追加処方対応あり(ドンペリドン錠10mg)
支払方法クレジットカード・atone翌月払い・後払い
対面診療なし(スマルナクリニックへ要確認)
保険適用なし(全て自由診療)
公式サイトhttps://smaluna.com/

東京ミレニアルクリニック

東京ミレニアルクリニックは、東京都渋谷区神宮前(原宿エリア)に所在するオンライン診療クリニックです。

ニキビ治療と美容皮膚科を母体に、メディカルダイエット外来をオンライン専業で提供しています。

LINE予約に対応しており、LINEで友だち登録後24時間以内に予約を入れると初回診察料が無料になります。

予約から診察・配送まで全国どこからでもスマートフォンで完結します。

最大の特徴はマンジャロの用量対応幅です。

取り扱い薬剤ページで確認した結果、マンジャロ(チルゼパチド)とゼップバウンドを2.5mgから最大15mgまでの6段階で処方できる体制をとっています。

多くのオンライン診療クリニックがマンジャロの上限を10mgまたは12.5mgとしているなか、15mgに対応している点は高用量を必要とするケースにとって選択肢の一つになります。

処方の設計にも独自性があります。

診察時に医師が最終目標用量を決定したうえで、2.5mgから段階的に増量する方式でお届けする仕組みを採用しています。

例えば7.5mgを最終目標に設定した場合、最初の4週は2.5mg・次の4週は5mg・以降は7.5mgと段階的に届く設計です。

高用量への移行を急がず、体を慣らしながら進める考え方は副作用リスクの管理において合理的な面があります。

取り扱い薬剤は、公式サイトで確認した範囲でマンジャロ・ゼップバウンド・サクセンダ・リベルサス・オゼンピック・SGLT2阻害薬(スーグラ・フォシーガ・カナグル・ルセフィ)・防風通聖散・メトホルミンと幅広く揃っており、GLP-1系以外の選択肢も含まれています。

薬剤のラインナップは12クリニック中でも上位水準にあります。

料金については、公式サイトの料金表が画像形式のため直接取得できません。

マンジャロの各用量プランや定期便割引の詳細は、公式サイト(https://sokuyukai.com/millecli/diet)または公式LINEで確認してください。

診察料は通常1,650円(税込)で、LINE登録後24時間以内の予約により無料となります。

診療時間は朝7時から深夜0時までで、多くの24時間対応クリニックと比べると対応時間帯は限られますが、早朝から深夜にかけてカバーしています。

クリニック基本情報

項目内容
正式名称東京ミレニアルクリニック
運営TOKYO MILLENNIAL CLINIC(sokuyukai.com)
所在地東京都渋谷区神宮前1丁目20-4 Axia原宿403
診療形式オンライン診療のみ(全国対応)
予約方法LINE・WEB(24時間受付)
診療時間7:00〜24:00
診察料通常1,650円(LINE登録24時間以内予約で無料)
マンジャロ対応用量2.5mg〜15mg(6段階)
主な取扱薬剤マンジャロ・ゼップバウンド・サクセンダ・リベルサス・オゼンピック・SGLT2阻害薬・防風通聖散・メトホルミン
配送最短翌日(プライバシー配慮梱包)
対面診療なし
保険適用なし(全て自由診療)
公式サイトhttps://sokuyukai.com/millecli/

TODOKU CLINIC(トドククリニック)

TODOKU CLINIC(トドククリニック)は、メディカルダイエット専門ブランドのTODOKU BEAUTY(トドクビューティー)を通じてリベルサスのオンライン診療を提供しています。

東京(銀座)・大阪(梅田)に対面診療の本院を持ちながら、全国向けのオンライン診療サービスも展開しており、12クリニック中でリベルサスに特化したシンプルな設計が特徴です。

初診料・再診料は0円で、月額の費用目安は8,200円〜35,000円(公式サイトより)、配送料は通常550円です。

TODOKU BEAUTYが独自に採用している仕組みとして分割調剤があります。

診察時に医師と患者が事前に複数ヶ月分の処方を決定し、薬を院でお預かりしたうえで分割して定期的にお届けする体制です。

一般的なオンライン診療は毎月の受診・決済・発送のサイクルで進みますが、分割調剤では診察頻度を抑えながら継続治療を維持できる構造になっています。

長期継続を前提とした場合に診察にかかる手間を減らせる点は、忙しい利用者にとって実用的な仕組みです。

リベルサスは3mg・7mg・14mgの3用量に対応しており、定期配送は1ヶ月ごと・3ヶ月ごと・6ヶ月ごとから選択できます。

コンビニ後払い払いに対応しているため、クレジットカードなしでも利用可能です。

注意点として、1ヶ月ごとの定期配送プランは原則として3ヶ月目の発送が完了するまでキャンセルができません。

最初から長期プランを選ぶと途中解約が難しい場合があるため、プラン選択前にキャンセルポリシーを確認することが重要です。

リベルサス3mgの1ヶ月定期配送は月9,350円(税込・配送料別途)で、DMMオンラインクリニック(6ヶ月定期月7,920円)やレバクリ(6ヶ月定期月7,700円)と比べると割高です。

一方、7mg・14mgへの増量時の料金は競合クリニックと同水準に設定されているため、3mgから増量が見込まれるケースでは価格の差が縮まります。

リベルサス料金(2026年6月時点・税込・配送料別途550円)

薬剤名1ヶ月定期配送3ヶ月定期配送6ヶ月定期配送
リベルサス3mg(30錠)9,350円/月公式サイト参照公式サイト参照
リベルサス7mg(30錠)公式サイト参照公式サイト参照公式サイト参照
リベルサス14mg(30錠)公式サイト参照公式サイト参照公式サイト参照

公式サイトはrobots.txtで外部からの詳細確認を制限しているため、3mg以外の料金詳細は公式LINEまたは公式サイトでご確認ください。

クリニック基本情報

項目内容
正式名称TODOKU CLINIC(トドククリニック)
メディカルダイエット専門ブランドTODOKU BEAUTY(トドクビューティー)
公式サイトhttps://todocli.jp/
対面院東京本院(銀座)・大阪院(梅田)の2拠点
オンライン診療全国対応・24時間受付
診察料0円(初診・再診)
配送料550円(北海道・沖縄は1,100円)
月額費用目安8,200円〜35,000円(公式記載)
分割調剤あり(複数月分を分割して定期配送)
支払方法クレジットカード・コンビニ後払い
保険適用なし(全て自由診療)

アステリアクリニック

アステリアクリニックは、北海道札幌市を拠点とする医療脱毛・医療ダイエット専門クリニックです。

今回紹介する12クリニックのなかで唯一、対面診療を主軸とした地域密着型の専門院です。

GLP-1系薬剤の処方だけでなく、クールスカルプティングエリートなどの医療痩身マシンと薬剤を組み合わせたプランを医師が設計する点が最大の特徴で、薬のみでは落ちにくい皮下脂肪へのアプローチを含む総合的な医療ダイエットを提供しています。

オンライン診療と定期配送にも対応しており、北海道内の遠方在住者や冬季の通院が難しい時期にもオンラインで継続できる体制があります。

立地と通い方

アステリアクリニック札幌院は、札幌市中央区南一条西四丁目のビッグタワー大通公園2階に位置しています。

地下鉄南北線・東西線・東豊線が交わる大通駅の10番出口から徒歩約1分という立地で、市電西四丁目電停はクリニックの目の前にあたります。

大通駅は地下鉄3路線が乗り入れ、札幌市内の主要エリアから30分以内でアクセス可能です。

診療時間は11:00〜20:00(土日は18:00まで、不定休)で、仕事終わりに立ち寄りやすい時間帯まで対応しています。

札幌の冬季(12〜3月)は積雪・路面凍結により通院のハードルが高まりますが、大通駅から地下経由でアクセスできる点は雪道の移動リスクを下げるうえで実用的です。

オンライン診療と定期配送を組み合わせることで、厳冬期は自宅から処方を受けつつ、比較的通いやすい季節に体組成測定や施術を組み合わせるという使い方も可能です。

薬剤と医療マシンの組み合わせプラン

アステリアクリニックの医療ダイエットは、体組成測定(InBody)による現在の脂肪量・筋肉量の把握から始まります。

測定結果と目標体重をもとに医師がプランを設計し、GLP-1系薬剤と医療痩身マシン施術の組み合わせ方を個別に調整します。

医療痩身マシンとして導入しているクールスカルプティングエリートは、低温で脂肪細胞を細胞死させる機器で、厚生労働省の承認を受けた医療機器です。

同時に2部位の施術が可能なため、腹部と大腿部など複数箇所を一度の来院でアプローチできます。

プレミアムプランではマンジャロに加え、五苓散・大柴胡湯などの漢方薬、ダイエット点滴、脂肪溶解注射を組み合わせた内容も用意されています。

薬剤処方のみのオンライン完結型クリニックとは異なり、機器施術を含むトータルケアを求める場合の選択肢として機能します。

医療ローンは84回払い・頭金0円から対応しており、月額15,900円〜のプラン設計も可能です。

薬剤別料金(2026年6月時点・公式サイトスニペットより・税込)

薬剤名種類通常価格(1ヶ月分)定期便
マンジャロ2.5mg(4筒)GIP/GLP-1注射薬22,000円19,800円〜
マンジャロ5mg(4筒)GIP/GLP-1注射薬36,300円33,000円〜
マンジャロ7.5mg(4筒)GIP/GLP-1注射薬48,400円44,000円〜
マンジャロ10mg以上GIP/GLP-1注射薬公式サイト参照公式サイト参照
リベルサスGLP-1内服薬公式サイト参照公式サイト参照
ウゴービGLP-1注射薬公式サイト参照公式サイト参照

マンジャロとウゴービは初回処方時に5,000円の割引が適用されます。

薬剤はすべて国内正規品で、自由診療です。

公式サイトが外部からのアクセスを制限しているため、リベルサス等の詳細料金は直接お問い合わせまたは公式サイトでご確認ください。

クリニック基本情報

項目内容
正式名称アステリアクリニック(札幌院)
所在地札幌市中央区南一条西四丁目 ビッグタワー大通公園2階
最寄り駅地下鉄大通駅10番出口から徒歩約1分 / 市電西四丁目電停すぐ
診療時間11:00〜20:00(土日18:00まで)・不定休
診療形式対面診療・オンライン診療(全国対応)
対応診療医療ダイエット・医療脱毛
マンジャロ用量2.5mg〜15mg(詳細は公式サイト参照)
医療ローン84回払い・頭金0円対応
支払方法現金・クレジットカード・各種ローン
保険適用なし(全て自由診療)
公式サイトhttps://asteria-clinic.jp/

ゴリラクリニック

ゴリラクリニックは、男性専門の総合美容クリニックとして全国に展開するクリニックグループです。

医療ダイエット部門では食欲抑制薬(内服・注射)・脂質吸収抑制薬・内臓脂肪燃焼薬・クールスカルプティング・医療用EMSという5種類の治療メニューを揃えており、薬剤処方と医療機器施術の両面から男性の体型管理にアプローチしています。

対面院でのクールスカルプティング・エムスカルプト施術と、オンライン診療による薬剤処方を目的や予算に応じて切り替えられる設計が特徴です。

血液検査を必須とする安全管理の仕組み

ゴリラクリニックの医療ダイエットでは、食欲抑制薬の処方開始前に血液検査が義務付けられています。

内服プランでは血液検査1回3,800円が別途必要で、注射プランでは料金に含まれています。

以降は6ヶ月ごとに直近3ヶ月以内の血液検査で健康状態を確認する運用をとっています。

多くのオンライン専業クリニックが血液検査なしで処方を開始するなか、治療前の客観的な健康状態の確認を組み込んでいる点は安全管理上の特徴です。

トライアルプランと継続プランの選択肢

効果や副作用を確認してから本格的に始めたい場合向けに、注射2週間分が9,800円、脂質吸収抑制薬1週間分が3,900円のトライアルプランが用意されています。

注射のトライアルは1本換算39,000円の単品価格よりも大幅に低い金額で試せる設計です。

継続する場合は2ヶ月・4ヶ月・6ヶ月の複数月プランに移行でき、6ヶ月/30本で522,000円(月あたり87,000円換算)となります。

内服プランは3mg・7mg・14mgの3用量を単月ごとに処方するシンプルな設計で、6ヶ月まとめ買い割引は設定されていません。

2026年2月に料金改定が実施されており、より始めやすい価格設定への変更がされています。

内服プランの3mgは月9,800円(税込・血液検査別途)で、同用量のオンライン専業クリニックと比べると割高な設定ですが、複数院で継続治療が可能な点や、クールスカルプティング・エムスカルプトとの組み合わせを前提としたクリニック環境であることが価格の背景にあります。

主要メニューの料金(2026年6月時点・公式サイトより・税込)

メニュー内容料金備考
食欲抑制薬(内服)3mg内服薬1ヶ月分9,800円/月血液検査3,800円別途
食欲抑制薬(内服)7mg内服薬1ヶ月分22,000円/月血液検査3,800円別途
食欲抑制薬(内服)14mg内服薬1ヶ月分39,000円/月血液検査3,800円別途
食欲抑制薬(注射)トライアル2週間分9,800円血液検査込み
食欲抑制薬(注射)6ヶ月/30本継続プラン最安522,000円(月87,000円換算)血液検査込み
脂質吸収抑制薬1ヶ月分8,800円/月
脂質吸収抑制薬トライアル1週間分3,900円
内臓脂肪燃焼薬30日分90包13,000円
クールスカルプティング トライアル1箇所19,800円対面施術
エムスカルプト トライアル1回9,800円対面施術

クリニック基本情報

項目内容
正式名称ゴリラクリニック(GORILLA CLINIC)
対象男性専門
診療形式対面診療・オンライン診療(全国院で継続可能)
診療時間11:00〜20:00
診察料無料(血液検査は別途)
血液検査内服は3,800円(別途)/ 注射は料金に含む
対応エリア全国複数院(東京・大阪・名古屋・札幌ほか)
主な医療ダイエットメニュー食欲抑制薬(内服・注射)・脂質吸収抑制薬・内臓脂肪燃焼薬・クールスカルプティング・エムスカルプト
保険適用なし(全て自由診療)
公式サイトhttps://gorilla.clinic/operation/physical/

医療ダイエットのオンライン診療とは何か

医療ダイエットのオンライン診療とは、スマートフォンやパソコンを通じて医師の診察を受け、GLP-1系薬剤などの処方薬を自宅に届けてもらう医学的な体重管理サービスです。

厚生労働省の定義では、オンライン診療は情報通信機器を用いてリアルタイムに診察と処方を行う医療行為とされており、2022年の制度恒久化により初診からの利用が全国で可能になりました。

自己流のダイエットと最も大きく異なる点は、医師の管理下で科学的根拠に基づく薬剤を処方される点にあります。

自宅完結で始められる医学的な減量治療の仕組み

医療ダイエットのオンライン診療は、予約・問診・診察・処方・配送という5段階で完結します。

スマートフォンから診察日時を予約し、事前に問診票で健康状態・既往歴・服用中の薬を入力します。

予約時間になるとビデオ通話または電話で医師の診察が行われ、問診内容や目標体重をもとに処方を行うかどうかが判断されます。

処方が決定した後は薬代を決済すると、指定の住所へ配送されます。

多くのクリニックは最短翌日発送に対応しており、来院から待ち時間を差し引いた時間的コストが大幅に減少します。

処方される主な薬剤はGLP-1受容体作動薬です。

GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)とは、食事によって小腸から分泌される体内ホルモンで、インスリン分泌の促進・胃内容物の排出遅延・脳への満腹感シグナル伝達という3つの経路で食欲と血糖値をコントロールします。

GLP-1系薬剤は上記ホルモンと同様の作用を外側から補強することで、自然な食欲の抑制をもたらします。

服用開始からの体重変化についての臨床データとして、New England Journal of Medicine(2021年)に掲載されたウゴービの試験では、68週間の継続投与で平均約15%の体重減少が報告されています。

医薬品による体重管理は継続が前提となるため、費用と体重維持の長期計画を医師と事前に相談しておくことが重要です。

対面クリニックとオンライン診療の違いと向いている人の特徴

対面クリニックとオンライン診療の最大の違いは、医師が直接診察できる情報量にあります。

対面では体重計・血圧計・体組成計による計測値を医師が確認でき、触診や視診で体調の変化を把握できます。

オンライン診療では問診・口頭での聞き取りが主体となり、体組成や血圧の計測は自己申告に依存します。

両者の構造的な差異は、副作用の早期発見という観点で安全上の違いをもたらします。

一方でオンライン診療が優位な点もあります。

移動時間がゼロなこと・診療時間の柔軟性(24時間対応のクリニックも複数存在すること)・プライバシーが保護される環境での相談のしやすさが代表的なものです。

地方在住で近隣に専門クリニックがない場合や、体重の悩みを職場や家族に知られたくない場合に実用的な選択肢になります。

対面とオンラインのどちらが向いているかの基準をまとめると以下のとおりです。

比較軸対面クリニックオンライン診療
診察の精度検査・触診・計測あり問診・口頭確認が主体
利便性移動が必要スマホで完結
プライバシー他患者との接触あり自宅から診察
副作用対応対面での即時対応可オンライン相談が主体
向いている人持病あり・血液検査を定期受診したい健康上の懸念が少ない・通院が難しい

持病(糖尿病・高血圧・腎疾患など)がある方や、GLP-1系薬剤を初めて使用する場合で副作用への不安が強い方は、最初の1〜2ヶ月は対面での経過確認を推奨します。

健康状態に大きな問題がなく定期的な通院が難しい方や、まずリベルサスなど低用量の内服薬から試したい方に対しては、オンライン診療は費用と利便性の面で有効な選択肢となります。

オンライン診療で処方される医療ダイエット薬の種類と選び方

医療ダイエットのオンライン診療で処方される薬剤は、GLP-1受容体作動薬(内服・注射)・GIP/GLP-1デュアル作動薬・SGLT2阻害薬・医療用漢方薬の4カテゴリに大別されます。

薬剤によって承認の経緯・副作用の出方・月額費用が大きく異なるため、処方前に各薬剤の特徴を把握しておくことが重要です。

全ての薬剤が自由診療扱いとなりますが、国内で肥満症治療薬として承認された薬剤と、2型糖尿病治療薬を適応外で使用する薬剤とでは、副作用被害救済制度の適用可否に差があります。

リベルサス(セマグルチド内服)

リベルサスは、セマグルチドを有効成分とするGLP-1受容体作動薬の内服薬です。

GLP-1系薬剤の中で唯一の経口製剤であり、注射に抵抗がある場合の選択肢として位置づけられます。

国内では2型糖尿病の治療薬として承認されており、肥満治療目的での処方は適応外使用にあたります。

副作用が生じた場合、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

服用方法には厳密なルールがあります。

1日1回、起床後すぐに空腹の状態でコップ約半分(120ml以下)の水と一緒に服用し、服用後30分は飲食・他の薬の服用を控える必要があります。

吸収率が食事・大量の水・他の薬剤によって著しく低下するため、服用方法を守らないと十分な効果が得られない可能性があります。

SOUL試験(New England Journal of Medicine, 2024年)では、2型糖尿病患者に対するリベルサス14mgの投与で、26週時点での平均体重減少が約3.4%と報告されています。

注射薬(オゼンピック・マンジャロ)と比較すると体重減少の程度は小さいとされますが、内服という形式が継続しやすさにつながるケースがあります。

マンジャロ(チルゼパチド)

マンジャロは、チルゼパチドを有効成分とするGIP/GLP-1デュアル受容体作動薬の注射薬です。

GIP受容体とGLP-1受容体の両方に同時に作用する世界初の薬剤で、GLP-1単独薬と比べて高い体重減少効果が報告されています。

国内では2型糖尿病治療薬として承認されており、肥満目的での処方は適応外使用です。

副作用被害救済制度の対象外となる点はリベルサスと同様です。

SURMOUNT-1試験(New England Journal of Medicine, 2022年)では、2型糖尿病を持たない肥満者を対象に72週間の投与を行った結果、10mg投与群で平均約20.9%、15mg投与群で平均約22.5%の体重減少が報告されています。

オゼンピック(セマグルチド注射)との比較研究においても、3ヶ月時点での体重減少がマンジャロの方が有意に大きい結果が示されています。

週1回の自己注射で使用します。

開始は必ず2.5mgから始め、4週ごとに増量可能です。

消化器症状(吐き気・下痢・便秘)は開始初期に多く、増量のたびに一時的に症状が再燃することがあります。

高用量ほど副作用の程度が強まりやすいため、増量は医師の判断に従うことが重要です。

オゼンピックとウゴービ(セマグルチド注射)

オゼンピックとウゴービは、どちらもセマグルチドを有効成分とするGLP-1受容体作動薬の注射薬です。

同じ成分でありながら、承認の対象・用量・使用目的が異なります。

オゼンピックは、週1回0.25〜2mgを自己注射する2型糖尿病治療薬として承認された薬剤です。

肥満目的での処方は適応外使用で、副作用被害救済制度の対象外です。

ウゴービは、同じセマグルチドを最大2.4mgの高用量で使用する製剤で、2023年に日本国内で肥満症治療薬として承認を受けています。

BMI35以上、またはBMI27以上で高血圧・糖尿病・脂質異常症などの合併症がある場合に適応となります。

適応条件を満たし医師が判断した場合、副作用被害救済制度の対象となる可能性があります。

STEP-1試験(New England Journal of Medicine, 2021年)では、ウゴービ2.4mgを68週投与した結果、平均約14.9%の体重減少が報告されています。

サクセンダ(リラグルチド)

サクセンダは、リラグルチドを有効成分とするGLP-1受容体作動薬の注射薬です。

1日1回0.6〜3.0mgを自己注射します。

日本では肥満症に対する補助療法として承認を受けており、一定の適応条件下ではウゴービと同様に承認薬としての処方が可能です。

SCALE試験(New England Journal of Medicine, 2015年)では、56週間のリラグルチド3.0mg投与により、プラセボ群と比較して平均約5.8kgの追加体重減少が報告されています。

体重の5%以上の減少を達成した割合はリラグルチド群で63.2%、10%以上では33.1%でした。

デジタルクリニックなど一部のオンライン診療クリニックではサクセンダの定期処方プランを設けており、1本あたりの継続単価が長期プランで抑えられる設計になっています。

SGLT2阻害薬と漢方薬

SGLT2阻害薬とは、腎臓での糖の再吸収を阻害して余分な糖を尿として排出することで血糖値を下げる薬剤の総称です。

フォシーガ(ダパグリフロジン)・スーグラ(イプラグリフロジン)・カナグル(カナグリフロジン)・ルセフィ(ルセオグリフロジン)などが代表的な薬剤です。

いずれも2型糖尿病治療薬として承認されており、肥満目的での処方は適応外使用です。

GLP-1系薬剤と組み合わせることで食欲抑制・糖排出の2方向からアプローチするプランを設けているクリニックもあります。

医療用漢方薬では、防風通聖散と防已黄耆湯が医療ダイエットで使用されます。

防風通聞散は内臓脂肪を伴う腹部肥満に対する補助薬として、防已黄耆湯はいわゆる水太りタイプの浮腫を伴う肥満に用いられます。

いずれも厚生労働省承認の医療用漢方製剤であり、適切な用量で使用した場合は副作用被害救済制度の対象となる点が、GLP-1系薬剤(適応外使用)との大きな違いです。

JStageに掲載された臨床データでは、防已黄耆湯を6ヶ月投与した群で内臓脂肪が約23.8%減少したとされており、軽度肥満・浮腫傾向の方への補助薬として一定の根拠があります。

医療ダイエットのオンライン診療にかかる費用と保険適用の条件

医療ダイエットのオンライン診療は、美容目的のダイエット治療として提供される場合は全額自己負担の自由診療です。

費用は薬剤の種類・用量・定期便プランの選択によって大きく変動するため、事前に年間の継続コストまで見積もっておくことが重要です。

薬剤別の月額費用相場

オンライン診療で医療ダイエット薬を処方してもらう場合、支払う費用は薬代・診察料・配送料の3項目で構成されます。

診察料が0円のクリニックが多いものの、配送料は通常550円〜1,100円(注射薬はクール便で高め)かかります。

月額の費用感は使用する薬剤によって5,000円台から10万円超まで幅があります。

薬剤別の月額費用目安(2026年6月時点・複数クリニックの調査に基づく相場・税込)

薬剤名月額最安水準(定期便)月額の上限目安特記事項
リベルサス3mg(30錠)6,600円〜9,800円6ヶ月定期で抑えやすい
リベルサス7mg(30錠)15,180円〜22,000円増量後に費用増
マンジャロ2.5mg(4本)10,500円〜31,900円(単品)まとめ買いで月額を抑えられる
マンジャロ5mg(4本)20,800円〜54,780円増量後は費用が上がる
オゼンピック2mg(1本)22,500円/本〜24,200円/本まとめ買いで若干下がる
ウゴービ0.25mg18,920円〜19,800円用量増で大幅に費用増
サクセンダ5本/月(6ヶ月定期)72,830円〜110,000円/月1日1回注射
SGLT2阻害薬(フォシーガ等)10,000円〜18,590円GLP-1との組み合わせで使用
防風通聖散4,026円〜6,578円定期便で10%程度抑えられる

費用を抑えるうえで最も効果的な手段は定期便プランの選択です。

クリニックによっては3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月の長期プランで最大15〜20%の割引が設定されています。

1年間継続した場合の年間費用の目安は、リベルサス3mgで年間80,000円〜(送料別)、マンジャロ2.5mgで年間126,000円〜(薬代のみ)が相場水準です。

目標体重に到達した後も薬を中断すると体重が再増加する傾向があるため(STEP-1試験、NEJM 2021年)、服薬期間の費用計画は治療開始前に医師と相談しておくことを推奨します。

保険が適用されるBMIと疾患の条件

美容・痩身目的の医療ダイエットは保険適用外が原則です。

厚生労働省が定める肥満症の診断基準では、BMI25以上で以下の健康障害のうち1つ以上を合併している場合に肥満症と診断されます。

肥満に伴う健康障害(代表的なもの)
高血圧
高血糖(糖尿病・糖尿病予備群)
脂質異常症
高尿酸血症・痛風
冠動脈疾患(心筋梗塞・狭心症)
脳梗塞・脳血栓症
睡眠時無呼吸症候群
脂肪肝(非アルコール性)
変形性関節症
月経異常

BMI35以上の高度肥満に該当する場合は、上記の健康障害がなくても肥満症として保険診療の対象になります。

オンライン診療クリニックでは体組成・血圧を直接計測できないため、保険適用の判断が必要な場合は対面の内科・肥満外来を受診することが現実的です。

なお、GLP-1系薬剤でも適応条件を満たす場合はウゴービやサクセンダが保険適用対象になる可能性がありますが、処方できる医療機関や要件が定められているため、まずはかかりつけ医への相談が出発点になります。

医療費控除が使えるかどうかの判断基準

医療費控除とは、1年間(1月1日〜12月31日)に支払った医療費が10万円を超えた場合、超えた金額を所得から控除できる制度です(所得が200万円未満の場合は所得の5%を超えた金額が対象)。

確定申告が必要で、最大200万円まで控除可能です(国税庁)。

自由診療の医療費が医療費控除の対象になるかどうかは、利用目的が治療かどうかで判断されます。

国税庁の基準では、医師等による診療や治療のために支払った医療費が対象であり、美容目的や予防目的の支出は対象外とされています。

医療ダイエットの費用が医療費控除の対象になりやすいケース、ならないケースの基準は以下のとおりです。

状況医療費控除の対象可否理由
肥満症の診断があり医師の治療として処方された対象になる可能性が高い治療目的の医療費にあたる
美容・見た目改善を目的として処方された対象にならない美容目的の支出は対象外
薬代が1万円未満で年間合計10万円未満対象にならない(控除しきれない)10万円の閾値を超えないため
診察料・配送料も含めた合計が10万円を超えた合計額で判断される他の医療費と合算可能

医療費控除を申請する際は、クリニックから発行される領収書と医療費の明細書を保管しておく必要があります。

また、年間を通じて他の病院への通院費・薬局での処方薬代・交通費も合算できるため、年間医療費の合計を記録しておくことが推奨されます。

確定申告の具体的な申請方法については国税庁の公式サイト(nta.go.jp)で確認できます。

後悔しないオンライン診療クリニックの選び方

オンライン診療で医療ダイエットを始める際、最初の1ヶ月で後悔しやすい原因は大きく4つあります。

薬剤の選択肢が少なかった・初月は安かったが継続費用が想定外に高かった・副作用が出たときに相談できる体制がなかった・注射薬の受け取りに制限があって不便だったという点です。

クリニック選びで失敗しないために、以下の4つの軸で比較することを推奨します。

取り扱い薬剤の種類と治療の選択肢で選ぶ

取り扱い薬剤の数と種類は、クリニックによって大きく異なります。

リベルサスのみのシンプルな設計のクリニックも存在する一方、マンジャロ・オゼンピック・ウゴービ・ゼップバウンド・SGLT2阻害薬・漢方薬まで幅広く扱うクリニックもあります。

薬剤選択の観点で特に注目すべき点が3つあります。

1点目は、国内で肥満症治療薬として承認されたウゴービ・ゼップバウンドを扱っているかどうかです。

適応外使用薬との法的ステータスの違いが、副作用被害救済制度の適用可否に関わります。

2点目は、マンジャロの最大用量への対応幅です。

2.5mgから開始して増量が必要になった場合、15mgまで対応するクリニックと10mgで上限を迎えるクリニックでは長期的な治療の継続性に差が生じます。

3点目は、内服薬と注射薬の両方を扱っているかどうかです。

副作用や生活の変化によって薬を切り替えたい場合、同じクリニック内で選択肢があると再診・問診のやり直しが不要になります。

初めて医療ダイエットを始める場合は、まずリベルサス3mgのような低用量の内服薬から試し、効果や副作用を確認してから用量・薬剤を変更できる体制のクリニックを選ぶと柔軟性が高まります。

最初から高用量の注射薬を試したい場合は、医師との相談体制が充実しているかどうかも合わせて確認してください。

診察料・薬代・送料を含めたトータルコストで選ぶ

月額費用を比較する際は、薬代だけで判断せずに診察料・配送料を含めたトータルコストで比較することが重要です。

診察料が0円でも配送料が1,100円かかるクリニックと、診察料が1,650円でも配送料が無料のクリニックでは、月額の実質負担が逆転する場合があります。

リベルサス3mgを例に、6ヶ月継続した場合のトータルコスト目安を比較すると以下のようになります。

費用項目安いクリニック(目安)高いクリニック(目安)
薬代(3mg×6ヶ月)39,600円56,100円
配送料(×6回)2,100円0円
診察料0円9,900円
合計(6ヶ月)41,700円66,000円

上の比較表はあくまで目安ですが、6ヶ月間の総額で約24,000円の差が生じる可能性があります。

長期定期プランを使うと薬代を抑えられる設計のクリニックが多いですが、定期便の解約条件(3ヶ月縛りなど)も事前に確認してください。

初月割引・初回クーポンで安く見えるプランは、2ヶ月目以降の通常価格で判断することが適切です。

半年〜1年の継続を前提とした場合、月単位よりも年間総額での比較が実態に近い費用感をつかめます。

副作用が出たときの相談対応とフォロー体制で選ぶ

GLP-1系薬剤の消化器系副作用(吐き気・下痢・便秘)は、治療開始後1〜2週間に集中して現れる傾向があります。

副作用が出た際に迅速に相談できる体制があるかどうかは、治療の継続率に直結します。

クリニックのフォロー体制を比較する際に確認すべき点は次の3つです。

1点目は、相談手段と相談料の有無です。

LINEチャット・メール・再診のビデオ通話など、相談方法が複数あり、かつ追加料金なしで相談できるクリニックは継続しやすい環境といえます。

2点目は、吐き気止めなどの対症療法薬を追加処方できるかどうかです。

デジタルクリニックの副作用治療セットやスマルナのドンペリドン処方のように、副作用の症状を抑える薬を事前に準備できる仕組みがあると、治療中断のリスクを減らせます。

3点目は、定期問診の頻度です。

スマルナのように3〜6ヶ月ごとに定期問診を義務付けているクリニックは、継続的な健康状態の確認が組み込まれています。

対面診療の選択肢があるかどうかも重要な判断基準です。

クリニックフォアやイースト駅前クリニックのように、オンライン診療と並行して対面院での相談が可能なクリニックは、副作用が強く出た場合に直接医師に診てもらえる選択肢があります。

診療時間とオンライン完結の対応度で選ぶ

診療時間の幅はクリニックごとに異なり、24時間365日対応からDMMオンラインクリニック・レバクリなどの広い時間帯対応まで選択肢があります。

夜間・休日にしか時間がとれない人は、事前に診療受付時間を確認してください。

注射薬(マンジャロ・オゼンピック・ウゴービなど)はクール便での配送が必要なため、受け取り方法に制限があります。

多くのクリニックで注射薬の配送は自宅または郵便局の受け取りに限定され、コンビニ・宅配ロッカーは不可の場合があります。

日中不在が多い場合は、内服薬(リベルサスなど)を選ぶか、郵便局の営業所受け取りに対応できる生活環境かを確認してください。

オンライン完結という観点では以下のポイントを確認することを推奨します。

確認項目重要度主な確認方法
初診からオンラインで完結できるか各クリニックの公式サイト
注射薬の受け取り場所の制限配送条件の記載
問診・診察の所要時間目安各クリニックのFAQページ
定期便の変更・解約の手続き方法解約ポリシーの確認
支払い方法(後払い・カードなし対応)決済方法の記載

利便性という観点では、予約・診察・決済・配送まで一連の流れがスマートフォン1台で完結するかどうかが継続のしやすさを左右します。

アプリのインストールが不要なクリニックや、LINEのみで完結するクリニックは、手続きの手間が少ない点でアドバンテージがあります。

オンライン問診で医師に正確に伝えるべき健康情報と処方を断られるケース

オンライン診療では、医師が体重・血圧・腎機能などを直接計測できません。

処方の適否を判断するための医学的情報は、問診票への記入がほぼ唯一の手段です。

記入漏れや虚偽の申告は処方を受けること自体はできても、副作用リスクが高い状態で服用を開始するという危険な状態を招きます。

GLP-1系薬剤は腎機能・膵臓・甲状腺・循環器系に影響する薬剤であり、特定の疾患・薬剤との組み合わせで重篤な副作用が生じる可能性があります。

処方前に申告が必要な既往歴と服用中の薬の具体例

GLP-1系薬剤を処方してもらう前に必ず医師に伝えるべき健康情報は、大きく4つのカテゴリに分類されます。

1つ目は、消化器系・膵臓・胆嚢に関わる既往歴です。

膵炎(急性・慢性いずれも)の既往がある場合、GLP-1系薬剤の使用は禁忌または慎重投与の対象となります。

PMDA(医薬品医療機器総合機構)の添付文書では、GLP-1受容体作動薬の使用中に急性膵炎が発症・悪化した事例が報告されており、膵炎の既往歴がある場合は処方を断られるケースがほとんどです。

胆石症・胆嚢炎の既往も申告が必要です。

2つ目は、甲状腺に関わる疾患歴です。

マンジャロ(チルゼパチド)・リベルサス・オゼンピック(セマグルチド系)・ウゴービはいずれも、甲状腺髄様癌の個人歴・家族歴がある場合は原則として処方が禁忌とされています(PMDA添付文書)。

動物実験においてGLP-1受容体作動薬が甲状腺腫瘍の発生に関与する可能性が示されており、人での因果関係は確立されていないものの、予防的な観点から禁忌に設定されています。

3つ目は、現在服用している薬剤の全種類です。

特に以下の薬剤との相互作用は医師への事前申告が必須です。

薬剤カテゴリ主な相互作用リスク
インスリン製剤低血糖のリスクが増大する
スルホニル尿素薬(グリメピリド等)低血糖のリスクが増大する
低用量ピル・中用量ピルマンジャロ・ゼップバウンドによりピルの血中濃度が低下し、避妊効果が低下する可能性がある(スマルナ公式サイトで確認)
甲状腺ホルモン薬甲状腺疾患の既往がある場合の申告が必須
抗凝固薬(ワルファリン等)胃排出が遅延することで薬剤吸収に影響する可能性がある

4つ目は、腎機能・肝機能に関わる疾患歴です。

GLP-1系薬剤は重度の腎機能障害がある場合、薬剤の蓄積リスクが高まります。

透析中の方・慢性腎不全の方・肝硬変など重度の肝機能障害がある方は、処方を断られるか、通常より低用量での慎重な開始が必要となります。

オンライン診療で処方を断られる主な条件と理由

以下に該当する場合、オンライン診療クリニックの医師から処方を断られることがあります。

処方を断られる主な条件(GLP-1系薬剤)

条件理由
膵炎の既往歴があるGLP-1系薬剤は急性膵炎の発症リスクがあり、既往者は禁忌または慎重投与の対象
甲状腺髄様癌の個人・家族歴がある動物実験データに基づく予防的禁忌設定(PMDA添付文書)
妊娠中・授乳中・妊活中である胎児・乳児への影響が否定できないため禁忌
1型糖尿病の診断がある適応外であり、インスリン投与との組み合わせで低血糖リスクが著しく増大する
インスリン投与中または他のGLP-1製剤を使用中重複処方・低血糖リスクへの医師判断が必要
BMI18.5〜20未満の痩せ型多くのクリニックで処方不可(DMMオンラインクリニック・イースト駅前クリニック等)
65歳以上(一部クリニック)一部クリニックで対象外(イースト駅前クリニック等)
18歳未満(全クリニック共通)未成年への安全性が確立されていない
重度の胃腸障害・腸閉塞の既往胃排出遅延作用により症状悪化の可能性がある
申告内容に矛盾・不自然な点がある医師が安全性の判断ができないため処方不可と判断

処方を断られた場合に注意すべき行動として、別のクリニックで再受診しても同じ理由で断られる可能性があります。

処方を断られた理由が医学的に妥当な禁忌事項である場合、複数のクリニックを受診して処方を得ようとすることは健康上のリスクを高めます。

断られた理由について直接医師に確認し、代替となる治療や生活指導について相談することが適切な対応です。

医療ダイエット薬の副作用と安全に続けるためのリスク管理

医療ダイエット薬のなかで最も広く使われるGLP-1系薬剤は、副作用の発現頻度が比較的高い薬剤です。

特に治療開始初期と増量のタイミングに副作用が集中する傾向があり、副作用への備えと対処方法を事前に知っておくことが継続率を高めるうえで重要です。

副作用のほとんどは一時的なものですが、一部は重篤な状態に発展する可能性もあるため、早期の医師への相談が安全な治療継続の前提となります。

GLP-1系薬剤に多い消化器系の副作用と対処法

GLP-1受容体作動薬に最も多く報告される副作用は、吐き気・嘔吐・下痢・便秘・腹痛などの消化器症状です。

PMDAの添付文書によると、リベルサスでは吐き気が5〜10%程度の頻度で報告されており、マンジャロの国内承認試験でも胃腸障害が最頻度の副作用として記録されています。

副作用は開始後1〜4週間に最も出やすく、SURMOUNT-1試験(New England Journal of Medicine, 2022年)では消化器症状はほとんどの場合が軽度〜中等度で、用量に比例して頻度が高まる傾向が報告されています。

4〜8週間で自然に軽減するケースが多いとされますが、個人差があります。

副作用別の対処法として確立されている方法をまとめます。

吐き気については、リベルサスを食事の直前に服用するのではなく起床直後に空腹の状態で服用することで軽減できる場合があります。

注射薬の場合は夜間就寝前に投与することで、翌朝の消化器症状を睡眠中に通過させる方法をとる患者もいます。

吐き気止め(ドンペリドンやメトクロプラミドなど)の追加処方を受けられるクリニックもあり、デジタルクリニックの副作用治療セットなどが代表例です。

便秘には十分な水分摂取(1日1.5L以上)と食物繊維の積極的な摂取が有効とされています。

市販の便秘薬を使用する場合は、医師に相談のうえで使用してください。

重篤な副作用として膵炎・胆石症・胆嚢炎・腸閉塞が報告されています。

腹部の持続的な激痛・発熱・黄疸・嘔吐を伴う腹痛が生じた場合は、自己判断で服用を継続せず速やかに医師の診察を受けてください。

上記症状は稀ですが、発症した場合には早期対応が予後に大きく影響します。

副作用頻度の目安対処法
吐き気・嘔吐5〜20%(用量・薬剤による)就寝前投与・少量の食事・吐き気止め処方の相談
下痢5〜15%水分補給・脂肪の多い食事を避ける
便秘5〜10%水分摂取増加・食物繊維の摂取
頭痛・倦怠感数%開始初期に多い、通常は自然軽快
注射部位反応注射薬に特有注射部位の変更・正しい手技の確認
急性膵炎(重篤)腹部激痛が生じたら即座に医療機関へ

適応外使用という立場と副作用被害救済制度の対象外について

適応外使用とは、国が承認した使用目的・用法・用量とは異なる目的や方法で使用することを指します。

リベルサス・マンジャロ・オゼンピックはいずれも2型糖尿病治療薬として国内承認されており、肥満目的での処方はPMDAが定める承認の範囲外の使用となります。

日本の医薬品副作用被害救済制度は、承認された医薬品を適正に使用したにもかかわらず副作用が生じた場合に、医療費や障害年金などを支給する制度です(独立行政法人医薬品医療機器総合機構 PMDA)。

具体的には、マンジャロやリベルサスを肥満治療目的でオンライン診療クリニックから処方を受けて服用した場合に重篤な副作用が生じても、PMDAの救済給付は受けられません。

万が一入院が必要な事態になった場合、医療費・障害補償・遺族給付の対象外となる点は、治療を始める前に十分に理解しておく必要があります。

一方、ウゴービ(セマグルチド注射・肥満症治療薬として国内承認)とサクセンダ(リラグルチド・肥満症補助療法として国内承認)は、適応条件を満たす処方の場合は救済制度の対象となる可能性があります。

また、防風通聖散・防已黄耆湯などの医療用漢方薬も、厚生労働省承認薬として適切な用量で使用した場合は救済制度の対象です。

個人輸入や通販サイトから入手することの危険性

インターネット上にはGLP-1系薬剤を個人輸入・通販で購入できるように見えるサービスが存在しますが、利用には複数の深刻なリスクがあります。

厚生労働省は、海外から医薬品を個人輸入する際に偽造品・品質不良品が混入するリスクがあることを警告しています。

GLP-1系薬剤の偽造品については、厚生労働省が2024〜2025年にかけて注意喚起を繰り返しており、海外から流通する模倣品には有効成分が含まれていなかったり、異なる成分が混入していたりするケースが報告されています。

個人輸入によるリスクを整理すると以下のとおりです。

医師の管理なしに服用を開始することで、禁忌事項の確認が行われません。

上述のとおり、膵炎の既往・甲状腺疾患・服用薬との相互作用など、個人では判断が難しい禁忌条件をスクリーニングする機会がなくなります。

副作用が生じた場合に相談できる医師がいないため、重篤化を防ぐタイミングを逃す可能性があります。

注射薬(マンジャロなど)については、医薬品医療機器等法の規定により注射針が一体化した製品の個人輸入は税関で差し止められることがあります(厚生労働省 個人輸入についての情報参照)。

海外の業者から購入しても手元に届かない・届いても品質が保証されないという状況が生じます。

費用面でも、個人輸入の価格は医師の診察なしという見かけ上の安さがある一方で、正規品よりも高額な場合や品質が保証されない場合が多いです。

2026年4月時点の調査では、個人輸入サイトでのリベルサス3mg月額が9,980円以上で、オンライン診療経由の最安値(6,600円程度)を上回るケースが報告されています。

オンライン診療で医療ダイエットを始める流れ

オンライン診療での医療ダイエットは、予約・問診・診察・決済・配送という5段階で開始できます。

多くのクリニックで初診から薬の受け取りまでを1〜2日以内に完了できますが、クリニックによって予約方法・診察の形式・配送のスピードに違いがあります。

受診前に準備しておくべき情報と、継続治療の流れを把握しておくことで、治療開始後のトラブルを減らせます。

初回予約から薬の受け取りまでの手順

手順1 クリニックを選び、予約する

希望する薬剤が取り扱われているか・診察料・配送料・フォロー体制を比較して受診するクリニックを決めます。

予約方法はクリニックによって異なり、公式ウェブサイトのフォーム・LINEの友だち登録後のメッセージ・専用アプリの3種類が主流です。

予約時間帯は24時間対応のクリニックも存在する一方で、7時〜24時のような時間制限があるクリニックもあります。

手順2 問診票を入力する

予約確定後、診察前に問診票への入力が求められます。

入力する主な項目は以下のとおりです。

身長・体重・BMI、既往歴(特に膵炎・甲状腺疾患・腸閉塞)、現在服用中の薬剤の種類と用量、アレルギーの有無、目標体重と治療に期待すること、配送先の住所です。

問診票の入力内容は処方判断の根拠となるため、正確に記入してください。

BMIが18.5未満など、クリニックが定める処方不可条件に該当する場合は、問診票の段階または診察で処方を断られます。

手順3 医師の診察を受ける

予約時間になるとビデオ通話または電話で医師の診察が始まります。

診察では問診票の内容をもとに医師が追加確認を行い、処方の可否と適切な薬剤・用量を判断します。

初診の場合はリベルサス3mgのように最低用量から開始するクリニックが多く、高用量を希望しても安全性の観点から初回は低用量のみになるケースがほとんどです。

診察時間は問診内容の確認のみの場合は5〜15分が一般的ですが、副作用の不安や薬剤の疑問を相談する場合は15〜30分かかることもあります。

手順4 決済を行う

医師から処方が承認されると、決済用のリンクまたはメールが届きます。

クレジットカード決済が基本ですが、atone翌月払い・コンビニ後払い・各種ペイメント(PayPay等)に対応しているクリニックもあります。

決済完了を確認した後、クリニック側で薬の準備・発送手続きが開始されます。

手順5 薬を受け取り、服用を開始する

内服薬(リベルサスなど)はポスト投函が可能な場合が多く、在宅していなくても受け取れます。

注射薬(マンジャロ・オゼンピックなどのクール便製品)は自宅での対面受け取りまたは郵便局の営業所受け取りが必要になります。

薬が届いた後は、同封されている服用方法・自己注射の手順を確認してから開始してください。

初回は特に服用タイミング・用量・注意事項を読み飛ばさないことが重要です。

日数の目安

手順所要時間の目安
予約完了5分(当日予約も可能なクリニックあり)
問診票の入力10〜20分
医師の診察5〜30分
決済5分以内
薬の発送〜到着最短当日〜翌日(通常1〜3日)
合計(初診から薬受け取りまで)最短1日、通常2〜4日

継続診療と用量調整の進め方

治療開始から1ヶ月後の体重変化と副作用の状況を確認し、用量変更が必要かどうかを医師と相談します。

リベルサスの標準的な増量スケジュールは3mg→7mg→14mgで、4週間ごとに増量可能です。

マンジャロは2.5mg→5mg→7.5mg→10mgと4週ごとに増量できますが、消化器症状が続く場合は同用量での安定を優先します。

増量のペースは薬剤の添付文書(PMDA)に定められた範囲内で、医師が副作用の程度と体重変化を総合して判断します。

副作用が出た場合の継続診療の手順は以下のとおりです。

軽度の吐き気・下痢の場合は服用を中止せず様子を見るのが基本です。

1〜2週間で軽減しない場合や、日常生活に支障が出る程度の症状がある場合は、クリニックに連絡して追加相談の診察を予約してください。

急性膵炎を疑う腹部激痛・発熱が生じた場合は服用を中止し、速やかに医療機関を受診してください。

定期便を利用している場合、次回発送の2〜3日前までにクリニックに連絡することで、配送スキップ・プラン変更・解約が可能なクリニックが多数あります。

治療終了の判断は、目標体重に到達した時点で医師と相談することを推奨します。

GLP-1系薬剤は服薬中止後に体重が再増加しやすい傾向があります(STEP-1試験、NEJM 2021年)。

急に中止するのではなく、用量を徐々に減らしながら食習慣の改善と組み合わせてフェードアウトする方法を医師と相談することが、リバウンド防止の観点から有益です。

医療ダイエットのオンライン診療に関するよくある質問

QQ. 医療ダイエットのオンライン診療で何kg痩せますか?
A

A. 体重減少の程度は使用する薬剤・用量・継続期間・食習慣によって大きく異なります。

臨床試験データを参考にすると、マンジャロ(チルゼパチド)の72週投与では平均体重の約20〜22%の減少が報告されています(SURMOUNT-1試験, New England Journal of Medicine 2022年)。

リベルサス(セマグルチド内服)は注射薬より効果が小さく、半年で5〜10%程度の減少が期待される用量設定が多いです。

いずれも服薬を中止すると体重が再増加しやすいため、目標体重に到達した後の維持計画を医師と事前に相談しておくことが重要です。

QQ. 体重が減り始めるまでどのくらいかかりますか?
A

A. 食欲抑制の効果は服用開始後数日〜1週間以内に実感する人が多い一方、体重の変化として数値に表れ始めるのは1〜2ヶ月が一般的です。

同じ薬剤・同じ用量でも体質によって効果の出方に大きな差があります。

1〜2ヶ月継続しても体重の変化がない場合は、用量の増量や薬剤の変更について担当医師に相談することを推奨します。

QQ. オンライン診療での医療ダイエットに保険は使えますか?
A

A. 美容・痩身目的の医療ダイエットは保険適用外で、全額自己負担の自由診療です。

BMI25以上で高血圧・糖尿病・脂質異常症などの合併症がある場合(厚生労働省の定める肥満症の診断基準)に、医師が肥満症の治療として判断した場合は保険適用になるケースがあります。

保険適用での治療を希望する場合は、まずかかりつけ医または対面の肥満外来を受診し、適用条件を確認することをお勧めします。

なお、オンライン診療クリニックでは基本的に全て自由診療として提供されています。

QQ. GLP-1薬はやめると太り直しますか?
A

A. 服薬中止後に体重が再増加する傾向があることが複数の臨床試験で確認されています。

STEP-1試験(New England Journal of Medicine, 2021年)では、ウゴービ68週投与後に服薬を中止した群で、52週後に体重の約2/3が戻ったことが報告されています。

GLP-1系薬剤は食欲抑制を薬の力で維持するため、中止後は食欲が元の水準に戻ります。

服薬中止後のリバウンドを防ぐには、服薬期間中に食事量のコントロールを習慣化することが重要です。

段階的に用量を減らしながら中止する方法を医師と相談してください。

QQ. 医療ダイエットの薬は何ヶ月飲み続ければいいですか?
A

A. 目標体重に到達するまでの期間は個人差があります。

リベルサスで5〜10%の体重減少を目指す場合は3〜6ヶ月が目安とされ、マンジャロで最大効果を得るには1〜1.5年の継続が必要なケースがあります。

最小限の期間で効果を得るためには、薬の効果だけに頼らず食習慣の見直しも並行することが重要です。

治療期間の見通しについては、担当医師が目標体重・現在の用量・副作用の状況をもとに個別に判断します。

QQ. 複数のクリニックで同時に処方を受けることはできますか?
A

A. 同時に複数のクリニックからGLP-1系薬剤を処方してもらうことは、過剰摂取・重複処方のリスクがあり、医学的に推奨されません。

多くのクリニックでは問診票で他院での処方有無の申告を求めており、虚偽の申告は適切な処方判断を妨げます。

用量が不十分と感じた場合や別の薬剤に切り替えたい場合は、現在受診中のクリニックで医師に相談してください。

QQ. 妊娠中・授乳中でもオンライン診療で医療ダイエット薬を処方してもらえますか?
A

A. 妊娠中・授乳中・妊活中の方にはGLP-1系薬剤の処方はできません。

PMDA(医薬品医療機器総合機構)の添付文書において、妊婦・産婦・授乳婦への使用は禁忌または禁止とされています。

ピルを服用中の場合も、マンジャロ・ゼップバウンドとの併用でピルの血中濃度が低下し、避妊効果が低下する可能性があります。

ピルを服用中の場合は、問診票に必ず記入し、医師の判断を仰いでください。

QQ. オンライン診療での処方が断られた場合、どうすればいいですか?
A

A. 処方を断られた場合、断られた理由を担当医師に確認することが最初のステップです。

膵炎の既往・BMI条件・禁忌薬との相互作用など、医学的に根拠のある理由で断られた場合は、別のクリニックを受診しても同様に断られます。

代替として、保険適用での肥満外来受診・生活習慣改善プログラムへの参加・対面クリニックでの詳細な検査と相談といった選択肢があります。

処方を受けることを目的として複数のクリニックを次々と受診することは、安全面のリスクを高めるため避けてください。

QQ. 定期便の解約は難しいですか?
A

A. 多くのクリニックでは、次回発送の2〜3日前までに連絡すれば解約・プラン変更が可能です。

定期便プランによって縛り期間が設定されているクリニックもあります(例えば1ヶ月ごと定期便では3ヶ月目の発送完了まで解約不可など)。

加入前に解約ポリシーを確認することが重要で、短期間だけ試したい場合は縛りのない単月購入プランを選ぶことを推奨します。

解約手続きの方法はクリニックによって異なり、公式LINEでの連絡・マイページからの手続き・電話対応など様々です。

QQ. 副作用が強くて服用を続けられない場合はどうすればいいですか?
A

A. 副作用が強い場合は、まず担当クリニックに連絡して相談することが優先です。

用量を下げることで副作用が軽減するケースが多く、医師の判断で減量・休薬・薬剤変更などの対応が取られます。

自己判断で急に服用を中止すると体重が急激に戻ることがあるため、必ず医師に相談のうえで判断してください。

吐き気止め(ドンペリドンなど)の追加処方に対応しているクリニックもあるため、副作用対策のオプションを事前に確認しておくことが有益です。

膵炎を疑う腹部激痛が生じた場合は、服用を中止し速やかに医療機関を受診してください。

FAQの中で特に見落とされやすい質問は、服薬をやめると太り直すかという点です。

GLP-1系薬剤の臨床試験データが投与終了後の体重再増加を確認的に示している点は、治療を始める前に必ず把握しておく必要があります。

薬剤は食欲をコントロールするための補助ツールであり、服薬期間中に食習慣を変えることができなかった場合は中止後のリバウンドリスクが高まります。

長期的な体重管理という観点では、薬剤投与の終了を見据えた食生活の改善計画を医師と立てておくことが、医療ダイエットを真の意味で成功させるうえで最も重要な視点です。